がんばれない

がんばる日記。

引きこもり生活と腰痛と

現在、一時実家に帰宅中。

このコロナ禍で仕事がリモートワークになり、さらに元々の出不精な体質も相まってほとんど外には出ず、家の中に引きこもっていた。
緊急事態宣言があった頃からだから、4月からか?
そう考えると、6ヶ月弱になるのか?

体感は3ヶ月くらいだったので思ったより長くてびっくりしている。

最初はあまり動かなくていいから(仕事を家でやらなければいけない状況以外は)楽だなと、そう思っていた。
部屋は6畳程度のワンルーム。料理をするのも寝るのも仕事をするのも全てが同じ部屋。
物はだいたい手の届く場所にあるし、寝床から起き上がってよこを向けばそこはすぐ仕事をするスペースになっているし、料理をしに行くのも移動はほとんどないし
本当に楽だと思っていた。

そうやって唯一買い物へ行く時間以外はほぼ歩くことさえも無いような生活を続けたところ、
なんどか風呂場の段差を登ることができなくて泣きそうになるという体験をした。

もともとぎっくり腰などを何度かやっていたので腰は弱い気がしていたのだけれど、ほぼ座る寝るだけの繰り返しの生活でついにようやく本格的に腰を痛めてしまったと感じた。
腰のどこが痛いのかはわからないのだがとりあえず痛い。もう痛い。たまに息苦しさもあり、さすがにこれはまずいと思うこともあった。

更に、気付いたら物が二重に見えるという状態になっていた。目がおかしかった。右目と左目の映像がちゃんと合わさらないという感じ。これはほんとうに意味がわからなかった。

そんな中、母の誕生日に実家へ帰ってきたのだけれども、そのときに実家の広さのありがたさを知った。
そんなに大きな家ではないのだけれど、寝る場所と仕事をする場所が違うというだけで感動してしまう。

何かをするために強制的に上り下りしなければいけない階段
物を取るために動かなければいけない距離
自分の正面を見たときに見える物との距離
天井の高さ
追い焚き機能のある湯船

一人暮らしをしている部屋とほんの少ししか違わないものもあるかもしれないけれど
もう、全てが合わさると全然違う。

腰痛は、帰ってきてからも眠れないほど痛くなる時もあるのだけれど、温かいお風呂に30分程度浸かると痛みが和らぐ。
いざという時にストレッチするくらいの広さもある。

おそらく都心の交通の便がよい狭い部屋というのは、本当に『通勤するのに向いている部屋』なのであって、決して引きこもりには向いてはいと感じたし
きっと、健康的に引きこもるには程よい広さがあった方がよいのだろうと思った。(書斎という部屋の意味がほんの少し分かった気がした)

そんな感じで今、一人暮らしの部屋へ戻るタイミングを失っている。
目は視力の低下を非常につよくかんじているけれど、物が二重に見える現象はたまにしかなくなった。
帰ってきたときは瞬きをする瞬間以外は常に二重に見えていたのでだいぶ良くなったなと感じる。
腰痛も心なしか和らいでいると感じる。
戻るには、ちゃんと環境を整える必要があると感じるのだけれど、どうやって整えるべきなのかがわからない。
もう、退居したほうがいいのかなとも考え始めている。

一体なんのために一人暮らしを始めたのか…。悶々とする日々が続く。

生きるのが面倒くさい。

以上。